Excel – 必見!ドキュメント検査機能では削除できない 表示の理由

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はじめに

VBAコードを追加すると出るメッセージ
「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください。」

150625-11

消し方はこの記事を参照。

今回は、メッセージが出力される理由を調べました。

メッセージ出力の理由

最新のExcelでは個人情報を自動で消してくれる機能が備わっています。
ここでいう個人情報とは、

・最後に保存したユーザーの名前
・ドキュメントが作成された日付
・ドキュメントの場所

などのことを言います。

これらの情報が保存時に自動で削除されるように、
デフォルトで「ドキュメント検査機能」がONになっているのです。
(「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」機能)

ここで、1つの疑問が生じると思います。
「なんでVBAコードを増やしただけで、あの煩わしいメッセージが出るの?」
と。

簡単な例で説明すると、
VBAプログラムのコメントに、
作成者などを記載することがあるかと思います。
まずこの「作成者」が個人情報にあたります。

そして「ドキュメント検査機能」では、
万が一、VBAプログラムのコメントに「作成者」などの個人情報が記入されていたとしても
保存時に消すことができないのです。

そのため、保存時に以下のメッセージが出力されます。

「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください。」

さいごに

よって、
「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」機能を無効にすれば、
この問題が解決するのです。

機能を無効にする方法は、この記事を参照して下さい。

Excel初心者の方は以下の本がオススメです。

VBA初心者の方は以下の本から勉強してみてください。

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