RPAとは?・1回目・RPAの概要
はじめに
今流行りのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)について、数回に渡って解説します。
対象とする読者は、中小企業のシステム担当者や社長です。
なので、どのように開発するか?というよりも、RPA導入のためのポイントを主眼に解説していきたいと思います。
RPAはソフトウェアの一種
巷ではロボットだと騒がれたりしますが、ソフトウェアの一種です。
誤解を恐れずに言うと、ExcelやWordなどのソフトと同じ仲間だと思って頂いて構いません。
なので、普通にPCにインストールして使います。まあ、パソコンの操作を便利にするツールという捉え方でも構いません
イメージは「PCの中にロボット君がいる」感じ
前述したとおり、ソフトウェアの一種ですが、PCの中にロボット君がいるとイメージした方がわかりやすいです。
ただ、その「ロボット君」は自分で判断できなくて、教えてもらった通りにしか動けない新人君だと思ってください。
教えてもらった事は間違えなく作業できます。
間違った事を教わってもそのとおりに素直に実行します。
なので、まずはロボット君に仕事を教えてあげないといけません。
そのために、ロボット君に教えるためのマニュアルが必要になると思ってください。
ポイントとして、このマニュアルはシステムエンジニアには作ることができません。
今、実際に業務を行っているあなたが作る必要があります。
さいごに
簡単ですが、RPAのイメージはなんとなくつきましたか? 次回は、もう少し掘り下げてRPAについて解説します。
─────────────── ★
中小企業診断士 かとう
専門は、IT活用による業務改善です。
★───────────────